5/26(土)に、栃木の那須高原にある南ヶ丘牧場へ行ってきました。
写真を撮るのと大型哺乳類が好きなわたしは、お昼過ぎの現地到着を目指して出発🚗
しかし、国道30号線を走っていた時、右側に気になるものが……
ウシ
少し寄り道することにしました。
駐車場は10台くらい停められるかな?わたしの他にも数台の車とバイクの方がいらっしゃいました。でもおそらく、みなさんトイレに寄っていたのだと思います。
なんだか大きな池が
どうやらここは戸田調整池というらしく、「那須野ヶ原に安定的に水を供給するための池」らしいです。
池沿いにはベンチや四阿(あずまやってこう書くんですね)に、先程のウシと、
でかい鍋がありました。
昔使っていたらしいです(雑な説明)。
遊ぶものも見るものもそこまで無かったのですが、スズメの写真を撮っていたら30分以上滞在してしまいました。
これはホオジロ
さて、戸田調整池を後にして、景色を楽しみながら目的地へ向かいます。
南ヶ丘牧場に着いたのは12時半くらいだったかな……?駐車場はそんなに混んでいませんでした。
南ヶ丘牧場は、 入場料も駐車料も無料です。ありがたい!有料なのは、釣りや工芸、乗馬などのアクティビティや、ヒツジやヤギとの触れ合いゾーンへの入場(200円だったかな?)などです。
牧場の入り口を越えると、両脇にレストラン?やお土産屋さんが並んでいます。その先に、たくさんのニジマスと1匹のチョウザメが泳ぐ川が。魚にエサをあげることもできるようでした(ガチャガチャのカプセルに入ったエサ、確か100円)。
ニジマスがエサを食べると水飛沫が上がる
3匹のアヒルと1匹のカモがいる池もありました。間近で鳥を見るというよりは、見下ろす感じ。ここでも子供連れの方がエサをあげていました。
エサをとろうとしている2匹
ひたすら毛繕いをしていたカモ
その先に足を進めると、大人も子供も引き馬でウマに乗れる乗馬場が!ウマ!!!とてもかっこいいです!!!好き!!!!小さなお子さんは大人の方と一緒に乗れるみたいですよ。
黒い色のウマは特にかっこいい
また、この牧場ではウマだけでなくロバにも乗れるようでした。ロバの大きさ的に子供のみかな……?
鞍が着けられている
ロバ乗り場の隣には、ウマとロバが一緒に飼われているパドックが。
手前から1,4頭目がウマ
写真の右側に写っている灰色のものは塩ビのパイプです。このパイプの上からエサを滑らせて、ウマたちにあげます。
こういうエサのあげ方があるんですね。手を噛まれないようにするためでしょうか。ウマは上下に前歯が生えているから、噛まれると痛いし重傷になりうると聞いたことがあります。
ぬいぐるみのようなロバ
パイプの数が少ないので、群れの中の弱いヤツはエサにありつけません。
エサを食べようとしたら強いヤツ(左)に怒られたロバ(右)
せめてパイプからこぼれたエサをとろうと一生懸命な弱いロバ
ひとしきりウマとロバを楽しんだ後は、敷地の奥にある放牧地沿い(憩いの小道)をぐるっとまわってみました。
憩いの小道のゲートの先には、ヤギが2頭いました。
ずっと草を食べているヤギと、
被写体の自覚があるヤギ(全然動かなかった)
放牧されているロバも3頭ほどいました。
もぐもぐ
道中、こんなものが置いてありました。
ラップサイレージ
コーンや牧草などをラップで包んで乳酸発酵させたウシのエサです。酪農地帯でよく見かけますね。
そして、その先には南ヶ丘牧場のメイン(だとわたしは思っている)、ガーンジィ牛が放牧されていました!
乳を搾るウシなので、みんなメスですよ🐮
ガーンジィは、日本に約200頭しかいない珍しいウシです。わたしたちがよく知る白黒のホルスタイン牛よりも一回り小さいとのことですが、近くで見たらもちろん大きい!生産される牛乳は脂肪含量が高く、濃厚だそうです。1年に生産する乳の量はホルスタインの半分らしいですよ!
お昼を食べ終わったところなのか、休憩しているウシが多かったです。そういえば、反芻している姿をしっかり見るのを忘れました……。
さて、牧歌的な風景を堪能した後は、触れあいゾーンに行きます。
せっかくなのでヒツジたち用のエサを購入(エサ持ってないと寄ってきてくれなさそうだし……)。
入るとすぐに、ウサギ小屋とニワトリ小屋がありました。間近で見ることはできるのですが、金網が張ってあって触ることはできません。写真も網が写ってしまうので撮りませんでした。
ヒツジとヤギがいるパドックの前を通ると、みんなわらわらと寄ってきました。
期待されている……
パドックの中に入ってエサをあげることももちろんできますが、群がって来られたら首から下げたカメラに危険が及びそうなので、柵ごしにあげました。
ちなみにエサを持ったまま中に入った方はこんな風になっていました。
大人気
エサを持っているのになかなかあげないでいると、立ち上がってアタックしてくるヤギもいたので気を付けてくださいね。
しばらく観察していると、仔ヤギが母親の乳を飲もうとするシーンに遭遇しました。
これを見て、あ、親子なんだな~とわかりました(乳母や他の母の可能性もあるけども)。ちなみに母親が止まってくれなかったので、結局飲めていませんでした。
あとはヒツジに触ったり、写真を撮りまくったりしました。
かわいい
こんなかんじで遊んでいたら小腹が空いたので、売店でガーンジィの乳を味わってみることにしました。
牧場と言ったらソフトクリーム🍦ですよね!スタンダード(ガーンジィの乳を使ったもの)とプレミアム(ガーンジィの乳を使ったさらに濃厚なもの)の二種類あったので、せっかくだからとプレミアムソフトクリームを買いました。それに加えて、ガーンジィの牛乳も。
紙コップのデザインが良い
プレミアムソフトクリームは500円だったのですが、手渡された時に思いの外小さくてちょっと残念に思っちゃいました。ですが!なんと濃厚すぎてむしろ量が多いくらいでした。美味しかったんですけど、濃厚な甘さがけっこうきますね……好き嫌いが別れるかもしれません。
牛乳の方なんですが、最初にソフトクリームを食べてしまったせいでちゃんと味わうことができませんでした……ただでさえバカ舌なので、ソフトクリームの前では牛乳の濃厚さを感じることができず……はい。そんなかんじでした。普段飲んでいる牛乳との差はわかりませんでしたが、美味しかったです!
そしてそして、わたしはパンフレットに書いてあった「建物の外からのミルクプラント見学」と「ガーンジィ牛の牛舎」も楽しみにしていたのですが、ミルクプラントは時間帯のせいか動いていなかったように見えました。牛舎は、それっぽい建物はあったんですけどウシが見えなくて……どこか違う場所にあったのかもしれませんが辿り着けませんでした。
動物たちがいないゾーンは人がおらず、おまけにどこまで入って良いかわからなかったので、目立つ看板がほしいなあと思いました!
立ち入り禁止の表示はないけども……
うろうろしていたら見つけたトラック
牛舎が見つけられなかったのは残念でしたが、色々な動物がいてとても良かったです!わたしは一人で行ったのですが、御家族や友達、恋人と一緒に行ったらアクティビティやエサやりで会話が弾んで楽しいだろうなと思いました👌
ちなみに、行きたいけど一人では周りの目が気になるという方もいるかもしれませんが、みんなそれぞれのグループで楽しんでいるので、居心地の悪さは感じませんでしたよ~
南ヶ丘牧場を後にして、最後にロックガーデンに立ち寄りました。岩を積み上げた土台に、鉱山植物が植えられている庭園です。牧場の入り口のすぐ側にあって、喫茶店「こまくさ」の中から入ることができます。入場料は200円だったはず。
対応してくださった喫茶店のおばさまがとても人の良い方で、ロックガーデンに入る際に荷物を預かってくれたり、帰ってきた時にはお冷やを出しましょうかと聞いてくださったりしました。
牧場に比べると、ロックガーデンには全然人が入っていなくて少し寂しいですが、じっくり見られのでラッキー。
狭いと思いきや意外と見る場所がある
植えられているのは鉱山植物なので、大きく目立つような花はありませんが、良い雰囲気でした!
このピンクの花が「コマクサ」らしい
充実した休日になりました!
次は、殺生石で行われた御神火祭に参加した時のことを書きます✒